廃油処理を「価格」だけで選んでいませんか?

事業活動に伴って排出される「廃油」は、液体であるがゆえに漏洩や混入のリスクが高く、特に取り扱いに注意が必要な産業廃棄物のひとつです。

処理を外部業者に委託する際には「安いから」「近いから」といった理由だけで選ぶのは非常に危険です。

万が一、委託先が不適正な処理を行えば、その責任は排出事業者である自社にも及びます。

そこで今回の記事では、廃油処理をめぐるリスクと、信頼できる優良業者を選定するための5つのチェックポイントを解説します。

廃油処理を委託する際のリスクとは?

廃油を含む産業廃棄物の処理は、最終処分まで排出事業者に責任があります。

委託業者が収集して現場を離れた後も、処理が適正に完了するまでは排出事業者の責任と見なされるのが法律上の原則です。

過去には、不法投棄や違法焼却などを行った業者が行政処分を受け、その委託元企業が損害賠償を請求された事例や、社名が公表されて会社の信用やイメージが大きく下がってしまうケースもあります。

場合によっては排出事業者の担当者が刑事責任を問われることもあるため、業者選びは慎重に行う必要があります。

優良な廃油処理業者の選び方:5つのチェックポイント

信頼できる廃油処理業者を選ぶには、価格だけでなく許可や対応力など複数の観点で見極めることが重要です。

ここでは注目すべき5つのポイントを紹介します。

ポイント1:必要な許可を取得しているか

まず確認すべきは、「産業廃棄物収集運搬業」および「産業廃棄物処分業」の許可を適切に取得しているかどうかです。

許可証に廃油(040104)など、依頼したい品目が含まれているかもチェックしてください。

許可証の有効期限や行政の更新状況も確認しておきましょう。

無許可業者に委託した場合、排出事業者にも5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金(またはその両方)が科される可能性があるため、必ず確認してください。

ポイント2:行政処分歴がないか

過去に営業停止や許可取消といった行政処分を受けている業者は、再発のリスクがあるため避けた方が無難です。

処分歴は、自治体の環境部門に問い合わせれば確認できます。

処分歴がなくても、苦情が多く寄せられていないか、評判に問題がないかも併せて調査しておくとよいでしょう。

ポイント3:処理フローが明確に説明されているか

処理フローを明示している業者は、業務に対する透明性が高いといえます。

たとえば、収集運搬時に使用する容器や車両、処分工程で使用する油水分離器や遠心分離機の設備、どこの中間処理施設・最終処分場で処理されるかなど、具体的な流れが説明されているかを確認しましょう。

Webサイトやパンフレットに処理フローが明記されていない場合は、資料提供を依頼するのも一つの手です。

情報開示に前向きな業者は信頼度が高い傾向にあります。

ポイント4:担当者の対応・説明力・誠実さ

書類の整備状況や説明の分かりやすさ、質問に対する対応の丁寧さなど、担当者の対応も重要な判断基準です。

長期的な取引になるからこそ、信頼できる人間関係を築けるかどうかは大切です。

現地訪問時には、オフィスや施設の清潔感、社内の雰囲気などもチェックしましょう。

ポイント5:現地見学で「裏側」まで確認する

業者によっては、工場や処理現場の見学を受け入れているところもあります。

実際に見学することで、衛生管理の状況や設備の保守状態など、外からは分からない部分まで確認できます。

スーツで見学できるほどクリーンな環境を維持している企業は、日頃の管理体制も行き届いていると考えられます。

工場見学で確認すべきポイント

信頼できる廃油処理業者かどうかを見極めるうえで、可能であれば工場や事務所の見学をおすすめします。

現場を見ることで、書面では分からない実態を確認できます。

見学時に注目したい主なポイントは以下の5つです。

 ・ 施設の清潔さ:床や廃油保管エリアに漏れや臭気がないか。

 ・ 安全対策の有無:掲示物、防火設備、従業員の保護具の着用状況。

 ・ 保管・運搬の状況:ドラム缶やコンテナが適切に管理されているか。

 ・ 書類管理の整備:マニフェストや契約書類が適切に保管されているか。

 ・ 従業員の対応:あいさつや説明の丁寧さなど日常業務の姿勢。

見学時の印象や確認事項は「現場確認記録」として社内に残しておくと、万が一トラブルがあった際の「適切な業者選定の証明」にもなります。

優良認定業者を選ぶことは「企業評価の向上」にもつながる

優良な廃油処理業者を選ぶことは、法令遵守や環境配慮に取り組む姿勢の表れとなり、取引先や地域社会からの信頼性を高める効果があります。

とくに「産業廃棄物処理業者優良認定制度」に基づいた業者を選ぶことで、適正処理・財務健全性・情報公開などの基準をクリアした企業と取引ができるため、コンプライアンス面でも安心です。

優良認定業者は、環境省の「産廃情報ネット」や各都道府県のホームページで検索できます。

委託先選定の際は、「優良」の記載があるかをチェックし、必要であれば証明書の提示を依頼しましょう。

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