事業活動で発生する産業廃棄物の「廃液」は、環境や人体に悪影響を及ぼす可能性があり、排出する企業は適正処理が義務化されています。

特に、多様な成分を含む化学廃液や、引火性・毒性を持つ特別管理産業廃棄物などは、専門知識と高度な技術が不可欠となります。

愛知県で廃液処理のパートナーをお探しなら、昭和45年の創業以来、安全と信頼を第一に廃液処理を行ってきた「愛知ラインリック」にお任せください。

この記事では、愛知ラインリックが提供する廃液処理サービスの特徴、強み、そして具体的な取り組みについて詳しくご紹介します。

愛知ラインリックの廃液処理サービスの概要

愛知ラインリックは、長年にわたり培ってきた石油製品販売の技術とノウハウを活かし、多種多様な廃液の適正処理をサポートしています。

排出事業者様から産業廃棄物処理の委託を受けた廃液（特別管理産業廃棄物を含む）は、徹底した管理のもと、自社工場で中和処理を行い、安全な状態へと無害化します。

回収においては、排出場所や排出量に応じて、ポリ容器や屋外タンクからの回収はもちろん、大型車や大型ローリー車での大量回収にも柔軟に対応。

お客様のニーズに合わせた最適な運搬体制を構築しています。

廃液処理に愛知ラインリックが選ばれる3つの理由

危険物を扱う廃液処理業において、最も重視されるのが「安全」と「信頼」です。

愛知ラインリックは、創業以来、この2つを経営の柱とし、「無事故・無違反」の実績を維持し続けています。

理由1：創業以来変わらぬ堅実経営と信頼

昭和45年の創業以来、半世紀以上にわたり、お客様との信頼関係を築き上げてきました。

長きにわたるお客様との取引は、私たちが「廃棄物の適正価格、適正処理、安定回収、安定供給」をモットーに、利潤追求のみに走らず、堅実経営に努めてきた証です。

お客様からの廃液回収時や再生油のお届け時には、漏洩などの環境汚染を最重要視。

自社の安全作業はもちろんのこと、お客様の安全・安心への具体的なご提案も積極的に行い、共にリスクを低減する姿勢を大切にしています。

理由2：高いコンプライアンスと透明性

愛知ラインリックは、環境マネジメントシステムの国際規格であるISO14001認証を取得しており、環境負荷低減に向けた継続的な改善活動を行っています。

さらに、産業廃棄物の処理状況を電子的に管理するJWNET（電子マニフェスト）にも加入済みであり、処理の透明性を確保。

お客様はいつでも処理状況を確認でき、安心して委託いただけます。

また、「産業廃棄物処理優良認定」を取得しており、決算書や廃棄物処理量、処理工程など、業務に関する様々な情報を「産廃情報ネット」にて開示しています。

これは、法令遵守、事業の透明性、環境への配慮が特に優れていると認められた証であり、お客様が安心して廃棄物処理を任せられる確かな根拠となります。

理由3：スーツでOK！クリーンな工場見学

「廃棄物処理工場」と聞くと、汚れたイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、愛知ラインリックの工場は、お客様に安心して見学いただけるよう、スーツのままでお越しいただいても大丈夫なほどの清潔さを保っています。

整理整頓が行き届き、安全管理が徹底されたクリーンな施設で、廃液がどのように適正に処理され、リサイクルされていくのかを、お客様ご自身の目で直接ご確認いただけます。事前のご予約が必要となりますが、処理方法などについて詳しくご説明させていただきますので、ぜひ一度ご来場ください。

愛知ラインリックの廃液回収・処理サービスの特徴

愛知ラインリックは、お客様の様々な廃液ニーズに応えるため、以下の3つの特徴を強みとしています。

特徴1：多様な廃液への対応力と専門的な処理

愛知ラインリックは、写真定着廃液や写真現像廃液、PS版・CTP廃液などの廃酸・廃アルカリから、ワックス剥離液、印刷インキ洗浄油、廃インキ、機械油などの廃油まで、多種多様な廃液の回収・処理に対応しています。

これには特別管理産業廃棄物も含まれます。

それぞれの廃液の特性を正確に把握し、自社工場での中和処理や、リサイクル可能な廃油の再生処理など、適切な方法で安全かつ確実に処理を行います。

特に、銀含有の写真定着廃液の買い取りも行っており、お客様のコスト削減と資源回収を支援します。

特徴2：回収から処分まで一貫した柔軟な対応

廃液の回収においては、ポリ容器や屋外タンクからの回収はもちろん、排出場所や排出量に応じた大型車・大型ローリー車での大量回収にも柔軟に対応可能です。

小缶の廃インキなども、お客様の手間をかけずにそのままの状態で回収するなど、細やかなサービスを提供しています。

また、単に廃液を回収・処理するだけでなく、各種廃液の配管工事やタンクの設置も行っています。

これにより、お客様は廃液の発生から回収、そして処理までを一貫して愛知ラインリックに任せることができ、業務負担の軽減と効率化を図ることが可能です。

特徴3：環境負荷低減への徹底した取り組み

愛知ラインリックは、回収した廃油をただ処分するのではなく、積極的なリサイクルに力を入れています。

リサイクル可能な廃油は再生重油などとして製品化し、再利用を推進。

リサイクルが難しい廃油や処理工程の残渣物についても、焼却処分場で適正に処理し、その際に発生する熱エネルギーを廃液の濃縮に利用するなど、サーマルリサイクルを徹底しています。

特に、銀含有の製版フィルムと廃棄物を同時に焼却し、焼却灰から銀を回収して大手精錬会社に売却する取り組みは、最終処分埋め立てゼロを目指す当社の強い意志と、資源循環型社会への貢献を示しています。

廃棄物管理の課題解決：包括的なサポート事例

愛知ラインリックは、単なる廃棄物の回収・処理業者に留まらず、お客様の廃棄物管理における様々な課題に対し、包括的なソリューションを提供しています。

事例1：施設移転等に伴う薬品の処理

移転や廃業に伴い、大量の薬品類やタンク・槽に残った廃液の緊急廃棄が必要になるケースは少なくありません。

薬品リストがない、成分詳細が不明、現場の人手が足りないといった状況でも、愛知ラインリックの専門スタッフが、分別・集積・梱包・搬出・処理までの一括した作業をサポートします。破損品や不適切容器の入れ替え作業にも対応し、お客様の負担を最小限に抑えます。

事例2：内容不明な薬品・廃液の特定と処理検討

ラベルが剥がれたり、内容が不明な薬品や廃液は、事故のリスクが高く、法律上、内容不明のままの委託は禁じられています。

愛知ラインリックは、内容不明な薬品や廃液の特定から安全な処理方法の検討まで、専門知識を持つスタッフがお客様をサポート。

適正処理に必要な情報伝達義務の違反リスクを回避します。

事例3：化学系廃棄物の保管・管理方法の改善

廃酸、廃アルカリ、廃油、汚泥など、化学系廃棄物は種類が多岐にわたり、適切な保管容器や保管方法、情報伝達内容も異なります。

愛知ラインリックでは、廃棄物の担当者選任、手順・表示方法の明確化、保管場所・状態の改善など、お客様の廃棄物管理方法全般に対するコンサルティングを実施し、安全面のリスク低減と「定期的かつ速やかな廃棄」を支援します。

愛知県内の廃液処理は「愛知ラインリック」へお任せ

愛知ラインリックは、創業以来の「無事故・無違反」という実績と、透明性の高い情報開示、そしてお客様の課題解決に寄り添う提案力で、愛知県の廃液処理を支えています。

私たちは、単に廃棄物を回収・処理するだけでなく、廃棄物の回収と有価物の回収を同時に行うことで、効率的な作業と処理費用を抑えられるという強みを持っています。

また、製造業でのISO対応、廃棄物の法的管理、削減活動、有価物化など、国内外の最新情報を有しており、お客様の適正管理と収益改善を目指した提案活動も積極的に実施しています。

現地調査や確認・下見は無料で承っております。

事例にないケースでも、まずは一度お気軽にお問い合わせください。

愛知ラインリックは、時代や現状に沿った廃棄物処理を創造し、地域の皆様と協力し、共存共栄できる未来の創造に邁進してまいります。