飲食店や食品工場、自動車整備工場などから日常的に発生する「廃油」。
適正処理が法律で義務付けられている一方で、「処理コストが高い」「できるだけ経費を抑えたい」と悩む事業者は少なくありません。
実は、廃油の扱い方を少し工夫するだけで、処理コストを大きく削減できる可能性があります。
本記事では、小規模事業者でも今日から取り組める廃油処理コスト削減の5つの方法を分かりやすく解説します。
廃油処理コスト削減できる5つの方法
廃油処理のコストを削減するための、代表的な取り組みは以下のとおりです。
1.廃油の発生量を見直す(そもそも減らす)
最も効果的なコスト削減策は、廃油そのものを減らすことです。
例えば飲食店であれば、
- 揚げ油の管理温度を適正化する
- 油こし器を使って不純物を除去する
- 酸化を防ぐため、使用後は密閉容器で保管する
といった工夫で油の劣化を抑え、使用期間を延ばせます。
廃油の量が減れば、回収頻度や処理費用も自然と下がります。
2.廃油を「有価物」として扱えるか確認する
廃油はすべてが「廃棄物」になるとは限りません。
条件によっては、バイオ燃料原料などとして有価物扱いされ、回収費用が抑えられる、または買取対象になるケースもあります。
特に植物性廃油(使用済み食用油)は、有価物として流通する可能性が高い分野です。
現在委託している業者や他の業者に自社の廃油を「有価回収が可能か」を一度確認してみる価値があります。
3.分別を徹底し、処理単価を下げる
廃油に水分や異物が混入すると、処理工程が増え、処理単価が上がる原因になります。
- 水と油をしっかり分離する
- ゴミや食品カスを混ぜない
- 容器の使い回しによる汚染を防ぐ
といった基本的な分別を徹底することで、処理業者からの評価が上がり、コスト削減につながることがあります。
4.回収頻度・契約内容を見直す
「昔からの契約だから」と、回収頻度や料金を見直していないケースは要注意です。
- 実際の発生量に対して回収頻度が多すぎないか
- スポット回収に切り替えられないか
- 最低回収量や固定費が発生していないか
- 保管容器やスペースを確保できないか
などを確認し、実態に合った契約内容へ変更するだけでも、年間コストは大きく変わります。
5.補助金や税制優遇を活用した設備投資
長期的な視点では、廃油をリサイクル資源として活用するための設備導入も有効です。
【濾過(ろか)装置の導入】
高性能な濾過機を導入すれば、油の寿命が2倍以上に延びることもあります。
【自治体の助成金】
「環境負荷低減」や「省エネ」を掲げた設備導入に対し、自治体が補助金を出している場合があります。
特に2020年代以降、脱炭素社会(カーボンニュートラル)への動きが加速しており、廃油を航空燃料(SAF)へリサイクルする需要が高まっています。
こうした背景から、小規模事業者の取り組みを支援する枠組みも増えています。
小さな見直しが大きなコスト削減につながる
廃油処理コストは、「業者に任せるしかない固定費」と思われがちですが、
発生量の削減・分別の徹底・契約内容の見直しによって、小規模事業者でも十分に削減可能です。
法令を守りながら、無駄なコストをかけないためにも、
今一度、自社の廃油管理と処理方法を見直してみてはいかがでしょうか。
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