工場や整備工場、建設現場などで発生する廃油は、引火性や流動性が高く、取り扱いを誤ると火災や流出事故につながる危険性があります。

ひとたび事故が起きれば、人身被害や環境汚染だけでなく、操業停止や企業イメージの失墜といった深刻なリスクを招きます。

こうした事態を防ぐためには、緊急時の対応手順を明確にすると同時に、日頃からの点検・管理体制を整えることが不可欠です。

本記事では、廃油事故を防止するための基本的な考え方と実務対応を解説します。

廃油事故が起きやすい主な原因

廃油に関する事故の多くは、以下のような管理不備から発生します。

  • 容器の劣化や破損による漏えい
  • 保管場所の不適切な配置(直射日光・高温)
  • 移し替え作業時のこぼれ・転倒
  • 火気管理の不徹底
  • 雨水流入によるオーバーフロー

特に、長期間保管された廃油は容器の腐食が進みやすく、見た目では異常が分かりにくい点に注意が必要です。

廃油流出・火災発生時の「緊急対応手順」

事故が発生した際は、パニックを避け、二次被害を防止するために「止める・囲う・知らせる」の3原則を徹底します。

① 応急措置(止める・囲う)

[流出の場合]

漏洩元を速やかに遮断し、土のうや吸着マットを用いて油が側溝や河川に流れ出すのを防ぎます。

[火災の場合]

 周囲に危険を知らせ、速やかに消火器等で初期消火を行います。

ただし、廃油火災は水を使うと油が跳ねて火が広がるため、必ず「油火災用(B火災)」の消火器を使用してください。

② 各関係機関への通報(知らせる)

事故の規模に関わらず、速やかに以下の各所へ連絡します。

消防・警察: 火災や大規模流出の場合。

自治体・保健所: 廃棄物処理法に基づき、事故状況を報告する義務があります。

河川管理者: 近くの川に流出した、またはその恐れがある場合。

日頃から整えるべきチェック体制

事故を未然に防ぐためには、日常管理の積み重ねが重要です。

  • 廃油容器の定期点検(ひび割れ・腐食・漏れ)
  • 容量に余裕を持った保管(満杯にしない)
  • 耐油性・密閉性の高い容器を使用
  • 火気厳禁・危険物表示の徹底
  • 吸着材・消火器の常備

また、担当者任せにせず、点検項目をチェックリスト化することで管理の属人化を防ぐことができます。

委託する処理業者との連携でリスクを最小化する

廃油の管理は、自社内だけでなく、回収・運搬を行う委託業者との連携も重要です。

許可証の確認

 特管物(引火性廃油)に該当する場合、対応する許可を持つ業者か再確認してください。

保管容器・場所の確認

保管する容器や場所が適切か専門知識を持つ委託業者に確認しましょう。

搬出経路の安全確認

 回収車両が安全に進入できるか、積込場所付近に危険物がないか、業者と事前にシミュレーションを行いましょう。

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